前編に引き続き、開発中の「黒糖せんべい」や石垣島の情報を書いてみたいと思います。
石垣島を含む「八重山諸島」好きが高じてはじまった今回の黒糖せんべい企画。
せんべいの生地に使う”波照間島産の黒糖”だけでなく、具にも石垣島や沖縄ならではの素材を組み合わせています。
まず一つ目は、「紅いも」(べにいも)!!
沖縄産の無添加・無着色・保存料不使用の紅いもチップは、ほのかな甘みで黒糖のせんべい生地との相性抜群。無着色なだけに、あまりはっきりと「紅」の色がでないものもあるのが難点ですが・・
そのぶん、お子様からご年配の方まで安心・安全なお菓子としてお召し上がりいただけます。紅芋には、ポリフェノールや食物繊維も豊富に含まれており、健康志向の方にもおすすめです!
愛知県産小麦粉・愛知県産たまご・波照間島産黒糖だけを使った素朴なせんべい生地と”紅いも”の組み合わせ、ぜひお試しいただきたく思います。
そして二つ目は、「石垣の塩」!!
少し前に流行した「塩キャラメル」や「塩チョコ」など、甘いお菓子と塩の相性の良さには関心があったのですが、いろんな塩を試してみて一番しっくりきたのがこの「石垣の塩」でした。
そこで、石垣島で100%石垣の海水のみを使用して塩作りをされている「株式会社 石垣の塩」さんを訪問し、塩作りの現場を見せていただいたり、石垣の塩の特徴などをおうかがいしてきました。
おつきあいいただきました若い専務の東郷さん(写真のとおり、素敵な笑顔のイケメンであります。)、本当にありがとうございました!!
東郷さんによれば、石垣の塩は100%石垣の海水を使用していることから、精製された食塩などと異なりミネラル・栄養分も豊富で、特にカルシウムの多さが特徴とのこと。
カルシウムが多い塩は、熱したときに甘さがでてくるためお菓子づくりなどには特に相性がよいようです。
手作りのため、季節や月の満ち欠けなどでも微妙に味が変化するとおっしゃってましたが、一隆堂の手焼きせんべいも一枚一枚焼き上がりの表情がちがうことが特徴ですので、相通じるものを感じました!
ご紹介させていただきました、「紅いも」「石垣の塩」の二つの味の「一隆堂 黒糖せんべい」は、7月中旬ごろから店頭にて販売を予定しています。どうぞご期待下さいませ。
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